Quantcast
Channel: 瓜田純士
Viewing all articles
Browse latest Browse all 725

自分と云う名の創作物

$
0
0

瓜田純士-image.jpg

三回死を直視し、


30回じゃ効かない
死を覚悟する局面を体験して今笑える事がある。








失う事が多すぎて
守りに入る人間を
嘲笑う20代。





コメカミにチャカを突き付けられて強がり笑い




テーブルにチャかを置いて珈琲を注文していた若い時





尖っていたけれど

研ぎ澄まされていなかった。





刺されて死ぬ事を恐れていた。






凍てついた風に吹かれ
身を守る為に

容赦ないやり方を覚え

演じていた。








あり得ない別世界にいる。



陽の当たる。




近頃
いつも色んな刑事と世間話をしている。





新宿イコール瓜田だもんな


世話になった刑事は笑う。





刃物をペンに持ち変えた
今の生き方が心地良く




映し出された街の幻想に
小さな吐き気を覚えて




毎日うろたえた。




気付くとは傷つく事であり

自己の快楽でしかない。






そんな歌舞伎町時代が
もう何十年も前に感じる。






覚えてるか分からない




何度身体を掛けようとしたかも分からない。






一つ言える。





半端は踏まなかった。






だから


半端者だった。








強さはもう求めてない。




変わらない「姿」を求めている。





俺を知らずして
あぁじゃこうじゃ騒ぐ


コシャは相手にしてなければ
相手のしようがない。







スタートから違う連中だから。






今生き方を変えて分かる事がある。






さっき語った
内藤君に言いたい。






寝れて酒飲めて


シャワー浴びれるって




幸せすね。





普通を貫くには



多種多様の揚げ足や脚を引っ張る連中を無視する強さを必要とする。





貴方がいれば







頑張れます。




テメェの直感以外信じない。





そこに間違いはあるか?
と問う愚者がいたら




僕は目すら遇わさない。





真っ直ぐに
心地良くありたい。





今の感性に
過ぎ去る過去は必要が無い。





金が欲しけりゃ頭を使えばいい。



力が欲しけりゃ無謀になればいい。




名声が欲しけりゃカリスマになればいい。






何も求めていない今の僕には



出逢いと生きると云う財産しかない。





何も要らない。





何でか




自分に間違いがないから。






いつも有り難うございます。




今日も麻痺した顔が心地良い。






アンパンマンだって
人に顔を喰わせる。






顔なんかグチグチャでも
なくなっても構わない。





ハナから見れたツラじゃない。





常に頭を下げ



常に静かに笑う。






いつか下げた頭を上げた時



今の研ぎ澄まされた僕は


全ての力を破壊するだろう。





極力



下げたままでいたい。







凍てつき過ぎた自分が
今この世で一番怖い。





僕は一つの作品なんだろう。





数奇な経験と云う
貯金を重ねた。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 725

Trending Articles