デブです。
いつも新大阪駅に着くと、
英梨也に連絡したくても
海渡兄さんの
『今どこや？』
『直ぐに到着します。』
『飯喰うたんか？』
『大丈夫です！』
『ほな飯喰おうか』
『？』
大阪ファミリーは
皆で風呂とサウナに行く
大浴場を出ると
海渡さんが
『死ぬまで麺でいけるわ』
麺を食べる
『大変御馳走になりました』
『何言うとんのや
そろそろ本気出すか？』
『はい？』
中華を食べる
『死ぬまで中華でいけるわ』
『今日は御布団御借りします。
おやすみなさい』
翌朝
『起きてたんか？
早いな』
『昨夜の胃もたれが…』
『そうなんや。
何食べる？』
『はい？』
『東京から瓜田純士が来てんのに
痩せて帰らしたら笑い者や』
『大阪来たら気ぃ使うたらあかんすよ瓜田君！』←煽る英梨也
『胃もたれが…』
『本気出すぞ』
『はい…』
焼肉を頂く
『ここはダメや
そろそろ本気出すか？』
『？』
お好み焼き屋に行く
『死ぬまでお好み焼きでいけるわ』
『…』
２日目
胃もたれで起きる
『なんや起きるの早いな
何食べる？』
『はい？』
『明日死ぬかもわからん
喰うとこうや』
この無限ループで
帰りの新幹線で死ぬ
なんだかんだ
皆に世話になりすぎておる。
大阪ファミリーにも四冊目を届けます。